クラフトビールに様々な味わいがあるのはご存じだと思いますが、普段飲まれているクラフトビールの種類をご存じでしょうか。
クラフトビールの世界は非常に奥深く、種類も非常に豊富なためすべてを理解するのは非常に大変です。
しかしある程度の知識を持っていると、クラフトビールをさらにおいしく楽しむことができます。
本記事ではクラフトビールの種類をシンプルに図解付きで解説していきます。
クラフトビールの種類を知ることでより自分の好みのビールにたどり着けるはずですので、ぜひ本記事を参照ください。
クラフトビールの種類
ビールの種類は150種類以上
ビールの種類は非常に多く、細分化していくとなんと現在は100種類を優に超えます。
アメリカのブルワーズアソシエーションが発表するビールの種類では現在160種類のビールが存在します。
ただし、日本で多く流通しているビールは数品種に限られるのでまずはこのポイントを押さえておきましょう。
大きく分けるとラガーとエール
ビールの種類を大きく分けると「ラガー」と「エール」に分類されます。
この違いはビールを作る際の工程に違いがあり、味に大きな影響を与えます。
「ラガー」は低めの温度で長時間下面発酵することにより製造されるビールで、貯蔵されるという意味合いのドイツ語ラーゲルンからとられています。味わいはと香りはすっきりしており、のど越しを味わうビールです。
「エール」は高めの温度で短時間上面発酵することにより製造されるビールで、複雑な味わいが特徴で、その豊かな味わいを楽しむビールです。
抑えておきたいラガービールの種類
日本で一番多く飲まれている多くのビールはラガービールに当たります。
ピルスナー
ドイツ・チェコ発祥のラガースタイルビールで、世界中で最も流通しているビールのスタイルになります。
日本の著名なビールもほとんどがこれに該当します。
黄金色の澄み切った色合いで爽快な味わいとのど越しが特徴的です。
ピルスナースタイルのビール:COEDO 瑠璃、 エチゴビール ピルスナー
アメリカンラガー
のど越し、色合いが非常にライトなラガービールです。
炭酸ガスの含有量が非常に多く、炭酸の刺激を強く感じれるスタイルです。
アメリカンラガースタイルのビール:COEDO 伽羅、 バドワイザー
シュバルツ
色合いが暗い茶色から黒のロースト麦芽の香ばしい風味が特徴です。
味わいは苦みが抑えられており、マイルドな甘みを感じることが出来ます。
シュバルツスタイルのビール:エビス プレミアムブラック
抑えておきたいエールの種類
豊かな味わいからファンも多いエールビールですが、種類も非常に豊富です。
ペールエール
イギリスの伝統的なビールで「淡い」という意味合いのペール(Pale)が名づけられました。
ミネラル含有率の高い硬水で作られるのが特徴です。
豊かな麦芽の風味とホップのバランスが取れたビールです。
ペールエールスタイルのビール:ヤッホーブルーイング よなよなエール、那須高原ビール イングリッシュエール
IPA(インディアンピールエール)
強いホップの苦みが特徴的なビールです。
ホップを多く用いて製造されるため、ホップ本来の味わい、香りと苦みを楽しむことが出来ます。
IPAスタイルのビール:ヤッホーブルーイング インドの青鬼、いわて蔵ビール IPA
スタウト
焙煎大麦を使用した真っ黒な色が特徴的なビールです。
クリーミーな泡も特徴的で、ローストした香りと苦みを楽しむことができます。
スタウトという名前ですが、アルコール度数は他ビールと大きくは変わりません。
スタウトスタイルのビール:ギネス オリジナルエクストラスタウト、箕面ビール スタウト
セゾン
麦芽由来の甘み、ココアやカラメルのような豊かな苦みが特徴的です。
他のビールとはまた違った味わいを持つため通に人気なビールです。
セゾンスタイルのビール:志賀高原ポーター
ベルジャンホワイト
煮沸の際にスパイスや柑橘系類の皮を入れることにより、爽やかな風味とスパイシーな風味を加えたビール。
色合いは不透明に白く濁り、軽い口当たりで苦みも少ないのでビールが苦手な方にもおすすめのビールです。
ペルジャンホワイトスタイルのビール:ヒューガルデン ホワイト、ヤッホーブルーイング 水曜日のねこ
自分好みのビールを探すなら
好みのビールを見つけるのであれば知識として把握しておくのはもちろん、様々な種類のクラフトビールを実際に飲んでみるのが一番です。
おススメは様々な種類のクラフトビールが毎月届くサブスクサービスを利用することです。
サブスクサービスによっては自分の好みじゃない味を選択して入れないようにすることもできるので、お気に入りのクラフトビールが見つけやすいので、ぜひお試しください。
詳しくは下記記事を参考にしてみてください。
コメント